はさき漁協
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■ いばらきの水産業 >> まき網漁業 (1.概要)

[ まき網漁業について ]

 茨城県沖合は黒潮と親潮がまじり合う生産力豊かな海域であり、マイワシやマサバなどの回遊性魚の好漁場が形成されます。
 これらの魚を漁獲する大中型まき網漁業は、茨城県の海面総漁獲量の8割を漁獲する本県の代表的な漁業であり、当漁業を軸として漁港周辺には運送業、冷凍・加工業などの関連産業も発達してきました。
 茨城県の大中型まき網漁業は、網船(本船)の総トン数が15トン以上の漁船により、まき網を使用して行う農林水産大臣の許可漁業で、平成7年末現在、80トン型の網船主体に11経営体16船団が操業しています。
※まき網漁業の模様をビデオでご覧いただけます!

われら海に生きる
(映像と音声、約16分20秒)
※映像の再生には無料のRealPlayerが必要です。



[ 船団構成と乗組員 ]

 通常1船団は網船1隻、魚探船1隻、運搬船2隻の計4隻からなり、各船がそれぞれ役割分担して効率よく操業します。1船団の乗組員は46名程度で、網船に船団の最高責任者で操業の指揮をとる漁労長が1名乗船するほか、各船には船長、機関長、通信長などの幹部船員が配置されます。

 新規に乗組員となった場合には、甲板員・機関員として漁業の仕事に従事することとなります。
[ 乗組員の職階配置 ]

社   長
漁 労 長
船   長
機関長・通信長
航海士・機関士
甲板員・機関員
網  船 魚 探 船 運 搬 船
1隻(80トン) 1隻(60〜100トン) 2隻(200〜300トン)
乗組員25人
投・揚網と魚群探索を行う。
乗組員5人
魚群探索や他船の情報収集を行う。
乗組員16人(8人×2隻)
漁獲物の運搬や魚群探索を行う。
1船団 計4隻、乗組員46人


はさき漁業協同組合