|
Q |
『鹿島灘はまぐり』と『チョウセンハマグリ』は同じものなのですか? |
|
A |
同じものです。 多くの人に、鹿島灘産のはまぐりを知ってもらうため、鹿島灘で採れるはまぐりについては「チョウセンハマグリ」とは言わず「鹿島灘はまぐり」と呼ぶことにしました。
また「チョウセンハマグリ」という言葉が輸入物のはまぐりと誤解を受けるためです。 |
|
|
|
|
Q |
『チョウセンハマグリ』って漢字ではどう書くのですか? |
|
A |
漢字では『汀線はまぐり』と書きます。『朝鮮はまぐり』ではありません。
汀線から水深10mの外洋に生息するため『汀線はまぐり』と言います。 |
|
|
|
|
Q |
はまぐりには外洋性のものと内湾性のものがあるのですか?
|
|
A |
種類が違うのですが、外洋性は“鹿島灘はまぐり(汀線はまぐり)”と云い、全国1000トンぐらいの漁獲(大部分は茨城県産)があります。内湾性は“ハマグリ”と云い、全国で300トンぐらいの漁獲(主な生産県は熊本県)です。 |
|
|
|
|
Q |
はまぐりは主に何を食べて生息しているのですか? |
|
A |
主に植物プランクトンです。 |
|
|
|
|
Q |
はまぐりには表裏があるのですか? また常にどちらかを上にして生息しているのですか? |
|
A |
表裏はないと思われます。しかし、水管がある面を上にして生息しています。
|
|
|
|
|
Q |
雄雌の区別はつくのですか?つくとすれば雄雌で味がちがいますか? |
|
A |
雄は精巣、雌は卵巣を持っていますので、これにより区別が付きます。
特に産卵期には味が違います(精巣と卵巣の違い)。私にはわかりませんが・・・。(^^ゞ) |
|
|
|
|
Q |
蛤の中からよくカニがでてくるのですが、蛤が食べたものなのか、寄生しているものなのかどちらですか?
|
|
A |
それはカクレガニの仲間(主にカクレピンノ)で、ハマグリと共生しています。
|
|
|
|
|
Q |
蛤の味は時期により変化しますか?例えば、時期によって魚のように脂がのるとか、身が太るとかありますか? |
|
A |
変化します。産卵期を中心にうま味成分が変化します。 (私にはわかりませんが・・・。(^^ゞ)
|
|
|
|
|
Q |
天然ものと養殖ものの味の違いはありますか? |
|
A |
種類が違うので味や肉の固さが違います。 前述の国内産はまぐりでも、内湾性のものと外洋性のものでは味が違います。
輸入物はシナハマグリが主です。(主な輸入先は韓国です。) |
|
|
|
|
Q |
一般に市販の輸入はまぐりは水揚げから何日くらいたっているのですか?
|
|
A |
状況によりいろいろあり、詳しくはわかりません。長い時には2〜3ヶ月蓄養している物もあるそうです。
|
|
|
|
|
Q |
はさき漁協が送っているはまぐりは、何年くらいかけて成長したものですか?
|
|
A |
おおよそ7年ものです。 満1年で1センチ、2年で3〜4センチ、3年で5〜6センチ、最大10センチ位になります。また寿命は10年以上です。
|
|
|
|
|
Q |
お送りいただいたはまぐりは何日くらい、どういう方法で活かしておけますか?
冷蔵庫で何日くらい活きているのですか?また、貝殻をつけたままの冷凍保存はできますか? |
|
A |
目安としては、冷蔵庫で最長1週間ぐらいです。 また、貝殻をつけたまま冷凍保存は可能ですが、長く保存しておくと乾燥しておいしくなくなります。
|
|
|
|
|
Q |
砂のはかせ方は?(塩分量と時間などについて) |
|
A |
はさき漁協がお送りするはまぐりは、すでに砂を吐かせてありますのでそのまま召し上がれます。
通常は、塩分濃度3〜4%の食塩水で1晩置けば十分です。 |
|
|
|
|
Q |
炭火で焼く時には何で味付けするのがよいですか? |
|
A |
とりあえずそのまま召し上がってみてください。充分美味しいと思います。
味付けをと言うことであれば、日本人ならやはり醤油でしょうか。 |
|
|
|
|
Q |
新鮮なものは、生か半生で食べてもよいのでしょうか? |
|
A |
だいじょうぶですが、十分に鮮度のよい物を選んで食べてください。
|
|
|
|
|
Q |
碁石を作るための蛤は、これと同じものですか? |
|
A |
同じです。宮崎県で化石化した鹿島灘はまぐり(汀線はまぐり)を使用していると聞いています。
|