日経225で掛かる税金
会社で税金関係の全てを行っている方の場合、日経225先物取引にて掛かる税金の仕組みを確認しておく事は重要です。
重要な事として、1月1日~12月31日までの一年間の取引で利益が出た場合には、税金を納めなくてはなりません。
反対に損失が出た場合には、その年に控除しきれなかった金額は翌年以降の3年にわたって繰越控除を行う事が出来ます。
具体的には、日経225先物取引の利益は他の所得と切り離して納める、申告分離課税の対象です。
自分で確定申告を行う必要があり、会社では処理してくれないので注意して下さい。
日経225先物取引の利益にかかる税金の税率は、利益の額に関係なく、一律所得税15%、住民税5%の合計20%となっています。
また、日経225先物取引における損益は、その他の商品先物取引との損益通算が出来るようになっています。
例えば、日経225先物で50万円の損、225先物miniで50万円の利益を出したとします。
そうすると、この2つを一緒にして利益がゼロと言う計算になり、税金もゼロとなるのです。
ただし株式取引、信用取引、FX取引等の損益とは通算出来ないので注意が必要です。
同じように、通算して損失が発生した場合にも、確定申告を行って損失を計上しておきましょう。
確定申告によって繰越控除をしておけば、翌年以降に利益が出た場合に、補填した分の利益に対しては税金を納める必要がなくなります。