江戸そば一筋 並木藪蕎麦遺文
堀田平七郎著
四六判188頁 定価1500円


東京は浅草にある「並木藪蕎麦」は、江戸・東京の下町の そば屋の風情を今に伝える店として知られる。 著者である堀田平七郎は、その二代目主人。父勝三のそばにかける 情熱をそのまま受け継ぎ、江戸伝統の東京の自分のそば一筋を 貫いた。平成四年十二月に亡くなられたが、この本は病に倒れられる 直前に堀田氏が自店の仕事と技術を通して、江戸そばの真髄を 語った内容をベースにまとめたもの。そば屋の一日、帳場の目、 辛汁と甘汁、そば屋の品書きなど、そば好きの方、そば業界人 には見逃せない内容。
戻る