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エンジンオイル 豆知識 |
Q | オイルはどんな働きをしているの? | |||||
A | 熱、摩擦、有害な物質からエンジンを守っています(5大作用)。 | |||||
1. | 潤滑(減摩)作用 油の膜で金属の表面をおおい、金属どうしが直接触れ合わないようにし、摩擦力を減らす。 |
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2. | 冷却作用 エンジン内部で発生する熱をとり去り、オーバーヒートを防ぐ。 |
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3. | 密封作用 ピストンとシリンダーの間など、細いすき間をうめて、ガスの吹き抜けを防ぐ。 |
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4. | 清浄分散作用 エンジン内部のカーボンやスラッジを吸収し、エンジン内部をきれいにする。 |
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5. | 防錆・防蝕作用 酸や水などの燃焼生成物によるエンジン各部の有害なサビや腐蝕を防ぐ。 |
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Q | オイルを選ぶ基準は何? | |||||
A | 粘度と品質分類を基準に選びます。 | |||||
オイルを選ぶ時は、使用条件(地域、気候、走行条件、車種など)に合わせて選ぶことが重要です。オイル缶には、オイルの粘度分類を示す数字(10W-30など)と品質分類を示す記号(SGなど)が表示されていますので、これを参考に使い分けます。つまり、髪質に合わせてシャンプーを選ぶのと同じように、お客さまのクルマのタイプ(DOHC車、ターボ車、高性能車、一般乗用車など)や予算を考え合わせてオイルを選ぶことがポイントです。 | ||||||
Q | オイルの粘度って何? | |||||
A | 「ねばりけ」を意味し、オイルにとってもっとも重要なものです。 | |||||
粘度とは、オイルの「ねばりけ」を意味するもので、オイルの性能を表すもっとも重要な要素です。なぜなら、粘度が低すぎても、高すぎてもオイル本来の働き(5大作用)が損なわれてしまうからです。 ◎粘度が高すぎる場合・・・オイル自身の摩擦抵抗により、発熱やパワーロスをもたらします。 ◎粘度が低すぎる場合・・・油膜切れを生じ、焼き付きの原因となります。 このオイルの粘度は温度によって大きく影響され、高温になれば粘度は低く(=硬く)なります。一般的にはSAE(アメリカ自動車技術者協会)が定めたSAE粘度分類を目安としています。 また、温度の変化に対する粘度変化の度合いを数値で示したものを粘度指数(VI)といいます。つまり、この数値が大きいほど粘度変化が少ないことを意味し、高温下でもうすくならず、低温下でも濃くならない、適度な粘度をもったオイルなのです。 |
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Q | 「10W-30」とか「5W-50」って何? | |||||
A | SAEによるオイルの粘度を表す尺度です。 | |||||
前項でもお話ししたように、オイルの粘度を表す尺度として、SAE粘度分類が世界中で、広く使われています。 | ||||||
○ | 左側の10Wとか5Wというのは、氷点下になったときの「ねばりけ」を示す数字で、数が少ないほどオイルの粘度が低く、サラサラしています。つまり、寒い朝のエンジンのかかりが良くなるわけです。 | |||||
○ | 一方、右側の30とか50というのは、100℃に加熱した時の「ねばりけ」を示す数字で、数が多いほどオイルの粘度は高く、「ねばりけ」が強いことを示しています。つまり、数が大きいオイルほど高温にも耐えられるというわけです。 | |||||
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