基本を押さえていれば、意外と簡単です。

まず、あなたの家の基本色・色の明るさを決めましょう。床材・家具に近い色調が無難です。
壁紙のサンプルを出来るだけ近づけて比較し、明暗のチェックをしましょう。壁紙は、見本帳で見るよりも白っぽく仕上がることが多いです。増改築の場合には、今貼られているものと比較して、およその目安をつけましょう。

もしも壁紙がはがれたら

はがれている部分の下地にサンドペーパーを軽くかけ、糊が付きやすい状態にします。
下地と壁紙裏面の両方に糊を塗って貼り直し、タオルで強く押さえながら外側に向けてしごき、空気を入れないようにします。
貼った部分に厚紙を当てて画びょうで押さえ、乾燥するまでそのままにします。

その他

直射日光や暖房器具の熱風は避けましょう。
粘着テープ等は壁紙を傷めます。
手垢の汚れ落としには消しゴムや食パンで、トントンとたたくように払うのも有効です。
日常の汚れは、水で薄めた中性洗剤に布を湿し、固く絞ってから拭き取りましょう。
タバコの煙やキッチンの油煙は、短時間で壁紙を黄変させてしまいます。十分な換気を心掛けましょう。

新築と違って、下地は荒れています。

改装などで壁紙を張り替える際には、下地の荒れを隠してくれる、テクスチャーのしっかりした厚地の壁紙を選ぶことも、重要なポイントです。