日本一!
いろいろなピーマン

茨城県のピーマン出荷高の大部分を占めるのが、神栖市・鹿島市です。
水はけのよい砂丘地帯と気象条件に恵まれたこの一帯は、ピーマン作りにぴったりの風土。昭和24年からピーマン栽培が始められ、全国第一位の作付面積を誇る名産地になりました。

「南国交配」ピーマン品種特性

品種 特性 品種の普及動向 品種の持ち味
1)土佐グリーン 中型種、鮮緑色、全候性、(作型の幅が広い)安定多収性。 昭和46年より、日本全域の作型に作付されている。 鮮緑色のやわらかい果実、安定した多収型品種。
2)土佐ひかり・D 中型種、中長型の果実は、果重、濃緑色光線を好む多収性。 輸送、日持性があり南九州より、全地域へ急速に広まりつつある。 テリのある濃緑色の果実と強い草勢の安定した多収型品種。
3)ニュー・
 土佐ひかり
中型種、2よりやや短型果、果重濃緑果分枝細かい。 2より収量アップ期待する層へ広がる傾向。 2より果果型のまとまり良く優品率高い。着果数多い。
4)土佐かつら 中型種、草勢強く作りやすい、濃緑肉厚小ぶりの果形。 安定した草勢と収量のため、関東を中心に。 濃緑、果重型、どの作型にも適合し、つくりやすい。
5)スーパー
 土佐ひかりD
中型種、中長型の果実で、果重、濃緑色、2より樹勢旺盛、秀品率高く収量安定。 中期の収量抜群と秀品率の向上をうけ急速に。 弱光線下でのパワーがあり、秀品率のそろいがよい。
6)スーパー
 土佐かつら
中型種、短型果、4より、樹勢旺盛で果のふくらみがつく。 4より、果実のふくらみのあるため秀品率、収量ともあがる。 4より分枝、開花、着果数、秀品率ともに向上。
7)北斗 中型種、中長型の果実、果重、濃緑色、房旺盛で樹勢強い。 短幹房成、側枝退化性、注目の品種。 側枝退化状のため密植ができ、房成連続着果で短期間に収量は抜群。
8)満天 中型種、短型果、果重、濃緑色、房旺盛で樹勢強い。 7に同じ。主枝2〜3本仕立。 7に同じ。
9)かがやき 中型種、濃緑でテリあり、TMV抵抗性の中早生種。 南九州、東北で果型の安定度に評価高い。 樹勢強健、エキ病、灰色カビにも強い。

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