八日市場市の産業


植 木 
八日市場市は「日本一の植木の町」と言われています。その根拠をできるだけ簡単に説明しますと1.植木と言う正式な呼称はない2.植木の一般的概念として花木類に属する3.収穫面積の基準として花き類・花木芝類・種苗苗木類のなかで花木・芝の「販売用のものの面積」が俗に植木に該当する。以上のことから全国の収穫面積を計算すると千葉県は3,332haとなり全国の割合からすると20.9%をしめることになり1位となります。ちなみに2位は福岡県で1,973ha(12.4%)です。この様な観点から千葉県での収穫面積を更に計算すると八日市場市は406haで県全体の18.2%で2位の東金市の240haの1.7倍であり県下一の栽培をしていることになり日本一の植木の町となるわけです。
ご ぼ う  こんな大きなごぼうを知っていますか?

これは大浦ごぼうとよばれ左の写真でもわかるように大変太くて大きなごぼうです。この地区特産のごぼうで他地域では作られておりません。理由としてこのごぼうの種子は成田山新勝寺特有のもので古くから八日市場市の大浦地区の農家に契約して作っていたからだそうです。そのためこのごぼうを食するには成田山新勝寺に行かなければ食べることはできなかったのですが今では八日市場の一部の料亭で食べることができます。料理方法は輪切りにしたごぼうの中心に挽肉を詰め甘辛く醤油で煮たものです。ごぼうの肉は軟らかく食べ応えがあり大変美味なものです。

制作 大関写真館